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スリランカ日記 紅茶教室
March 20, 2009
日記
昔の記憶
さっきメールで「お店に梅の花が咲いていましたー」と送ったがりんを寝かせている時に桃の花だった事を思い出した・・・・梅にしては少し遅いな〜おかしいな〜とは薄々思っていたが、やっぱりおかしいと思う事は本当に何かがおかしい事が多い。

お店の桃の木は生前父が植えた物、その頃このパソコンもお店に置いていました。

その日は暑い夏の夕方、白いキャップをかぶった父がお店のキッチンのドアを開け奥の部屋にいた私に「果物の木を庭に沢山植えたからな」と私に言いお店の石の階段をとことこと降りていきました。
そのとき何故かふと「この木が実をつける頃この木の実を食べて喜ぶのは父ではなく私達の子供なんだろうなー」と思ったの同時に涙がわーっとあふれ胸がぐーっと熱くなった事を思い出した。
その時の父はぴんぴんしていてまさか本当にそんな事になるとは思ってもいませんでしたが、虫の知らせでしょうかその後も何度かそういう事がありました。

そして父が亡くなった翌年、そう去年桃の木に実がなったのです、それでさっき「そっかあれは桃の木だったな」と思い出しました。

父は食べるのも人に食べさせるのも大好きな人でした、そんな人ですから容赦なく食べていましたなので糖尿でした。
私は父にあれも食べてはいけないこれも食べてはいけないと口うるさく注意していました、その時は正しい事をしている気分になっていましたがりんが生まれ食物アレルギーで食事制限の辛さや大変さを身をもって知った時ふと父の事を思い出し「大変な事を私はしてしまった」と思いました。

りんも一歳を過ぎた頃からアレルギーもだんだんと良くなり最近ではだいぶ希望が見えるようになりました、そうした時「父はこれが一生だったんだ、もっと違う態度がとれたのでは」と思いました。
少しですが私はバチが当たったのかもなとも思った。

今夜の夕食は長ネギのパスタと後は昨夜の残り物のあさりご飯やサラダでした、あさりの殻をめんどくさがるニイナを今まではあまり気にしなかったが今夜は何となくあさりの身をひとつひとつとってやった、見た目は貧祖になったがあさりとご飯をいっぺんにほお張れると美味しがって食べていた。

家のご飯を作るってそういう事なのかもしれないと思った、見た目も栄養も大切だけど時には魚の骨をとってやったり海老の殻をむいてやったり、そいうい事が妙にじんわり嬉しくってその食べ物までも好きになってしまうような。


ここ数日はもっぱらキミコさんと作る本の内容ばかりを考えている、自分の中をじっくりと覗き込んでいると色々な事が出てくるそれは色あせて深い所に沈んでいた昔の記憶。



Posted by diary at 11:25 PM