May 16, 2007

日記
モノトーン
夕方目が覚めて頭の向こう側に海があると・・・・ぼんやり思った。
しばらくそのまま薄暗い部屋を眺めまぶたを開けたり閉めたりしていたら海の泡の原因が段々はっきりしはじめた、それは窓の向こう側の雨音。
予想外に空気を湿らせたその雨はいつから降っていたのだろう、ちょうど生暖かい気温に夕方の湿気が海岸沿いにある海の家だった。
ボヤボヤとおき出し風呂に入り髪を洗い乾かし・・・・車に乗った。
珍しくラジオを聴いているとローカルの中ではメジャー・・・?みたいなバンドの曲が流れ始め少し聞いていたのだけど耐え切れなくなりバックホーンのCDに変えた。
しばらく車を運転しているとまだ明るいせいか普段目に止まらない古い家々が気になった、妙な所に唐突にある物だから・・・・絶対に狙っては出来ない天然の凄みと柔らかさを帯びている。
建物ってただ古ければ良いわけではなくて、私の好きな古い建物はその建物にどういう人達がどんな風に集まったらステキかが一瞬にして目に浮かぶ・・・・そんな建物。
でもそれは大体がかなり非現実的な映像で・・・・「アジアの地方の家族」だったり「海の屋台を営む若夫婦&その友達沢山・・・・」だったりで「この場所にそれはありえないだろー!?」と思われる物ばかり。
でもそういう事が本当は一番大切で、たとえアジアの地方の家族がその場所に居なくてもその面影はしっかりと伝わる。
無理をしてそれを絵にしてしっまったりすると変に作り物みたくなる時があるので、あくまでも面影のままが良い。
日が暮れるとソテツの木が雨に濡れ外灯に照らされテカテカに光っていた、バックの空は少し明るいマーブルグレーで・・・・空の色もソテツの光も空気の湿っぽさも・・・夏の偏屈さと命の粘り強さを称えていて・・・・「ドキ」っとした。
Posted by diary at 07:41 PM











































