
日曜の夜は疲れが溜まって夕食の時間になっても寝ていた・・・・しばらくすると台所から・・・カチャカチャと何やら物音が聞こえて来て・・・・それでも半分眠りこけながらその音を子守唄代わりにうとうとしていたら・・・今度はパタパタパタと階段を上る音が聞こえニイナが寝室にやって来た。
何やら急いでダイニングに来てという事だったので「何事?」と思い半分寝ぼけたままで階段を降りると台所からなにやら良い香り・・・・・シンクには洗い物のが山積み・・・・そしてガス台の横にはお皿が二枚・・・、そのお皿の上を良く良く見るとパスタが盛られていた。
パスタの間に茶色のちょっと焦げた物体が見えたので「ツナ?」と思い・・・・「ツナ缶のある場所良くわかったね〜」と言うと・・「違うよジャコで・・・・」近くに行ってよーく見ると確かにジャコだった。
さっそく食べて見ると凄く良い味、複雑なのにしつこくなくって・・・・・具は人参とじゃが芋とピーマンとジャコ・・・味付けはオリーブオイルと塩とナンプラーだったらしい・・・なるほど、あの深みのある味はナンプラーの味だったんだな。
人にご飯を作ってもらうのって本当に幸せなんだな〜やっぱり家のご飯が一番だ、これからも美味しい物を作り続けたい。
食後食器を下げていたらニイナがガス台の周りの落ちたジャコ達を掃除しながら・・・「無駄死にさせてしまったな〜」と言っていた。
翌日の月曜は前日のパスタのおかげか・・・・朝から少しだけやる気が出ていて、掃除に洗濯などを済ませ・・・その合間に3回もパスタを作って食べた。
茹で上げのパスタにオリーブオイルとバターをのせただけのやつと、オリーブオイルと削ったパルミジャーのをのせたやつ・・・・最後はオリーブオイルとバターとパルミジャーノ・・・・・・、この三品がびっくりするほど美味しくて昼下がりのテーブルで一人思わずうなっていた。
夕飯はこのパスタとトマトとバジルとスライスニンニクのサラダ・ほうれん草のオイル蒸し・鶏挽肉とニラの春巻きスイートチリソース添えだった。
私は小さなレストランのシェフになっていて・・・・・サラダを出しパスタを出し・・最後の春巻きを出し終るまでは
テーブルにつかずに淡々と料理を続けた。
トマトをスーッと切って皿に盛りオリーブオイルをたらすあの瞬間、春巻きを丁寧に細く巻いていく指の動き・・・・静かに・・・ただ静かに動くだけで確実に美味しい物が出来ていく作業。
美味しい物って食べ物がへこたれて無くって生き生きとしている、美味しくない物ってどこかベタっとしていたりナヨっとしていたり・・・・力がなく感じる。
食後は紅茶を入れてゆっくりと飲んだ。
さてさて今日の夕飯は何にしようかな。











































