
スリランカのチキンカリーとキャベツのサラダ、紅茶はヌワラエリヤ、デザートはマヨちゃんのベーグルにクリームチーズと庭のブルーベリーで作ったジャムをのせたやつ。
いつもながらにお腹いっぱいになると凄く眠たくなる。
本当はさっき日記を書いたから今夜のシンハラ語クラスに向けて(?)一眠りしようと思ったんだけど何となく心に何かがひっかかっているような気持ちの悪い感じがするのでパソコンに向かってみた。
私はほとんど毎日お店と家の往復で、その途中でスーパーによるくらいでほとんど何処にも行かないしその生活が凄く気に入っている。
一つはそれほど興味のある物がスーパーと家と店以外にない事と、一緒に何かを見たり体験したりして楽しめる人が少ないという事もあるかもしれない。
昨日は10年ぶりに会ったヤモチャンと色々話していてその謎(?)は深まった、もしかしたら私は自分で思っているような人ではないのかも知れない・・・・自分で自分の事を知るというのは凄く良い事、どんどん素で生きていけるようになるし無理をしなくなるから生きる事が凄く楽になる、その証拠に私は年をとるたびにどんどん人生が楽しくなっている。
「まりこが外国にはまるとは思わんかった、ましてスリランカやろ・・・・行動的になったよな〜」
「えーそう?私は全然行動的になっていないよ、ただ偶然好きになった物がスリランカだっただけで・・・好きだから行きたいだけで・・・・もしも隣の八百屋が凄く好きになっていたら私は多分毎日隣の八百屋しか行かんと思う、好きになった物がたまたま遠くにあっただけ・・・・だって私毎日ほとんど何処にも行かんし、行ってもスーパーか本屋さんくらい・・・・新しい何かが出来たとかには凄くうといし興味も湧かない」
「本当は興味ないのにとりあえず周りに合わせようとして結局疲れて、その人達とも段々連絡取らなくなって・・・私ってダメ人間とか思う事があった(笑)」
「あったあった(笑)そんなの私は日常茶飯事やったで(笑)でも自分はこうだってしっかりと意思を持っていれば少しずつやけどそれと似た感覚の人が集まって来るっち最近思うんや〜、だけん居心地良くない時はスーと身を引く方が良いっち思うし・・・・だって別に誰も悪くないのにそこで不愉快な思いをしたくないでしょ?」
「そうそう、まりこ大人になった(笑)昔はあっちこっち顔突っ込んでは壁にぶち当たって悩んでいたのに(笑)ところで日記読んだけど結婚式の二次会何があったん??」
「あーそれ・・・結構皆に聞かれる自分で書いていてなんやけど・・・・・・何か人生勉強をしたって感じやった(笑)
全然怒りとかは無くて・・・・・なんなんやろう・・・・」
その日の夜私は二次会の事を一人思い出していた、しつこいかもしれないが大丈夫ではない出来事を「もう大丈夫!」と無理無理に自分に言い聞かせ心にねじ込んでしまうとそこから腐ってしまうから、傷は完璧に治って干からびるまで何度でも開く事に決めている。
あの日二次会の会場に入った瞬間凄く嫌な感じがしていた、知らない人が沢山酔っ払っていて祝う気持ちもないけどとりあえず飲んどけ!みたいな人が大半で・・・・・・大声で騒ぎわきあいあいとはほど遠い修羅場のような空気を感じた。
内心「嫌だな〜」と思いつつも一応新婦だし、一応私達のためと思って皆集まってくれているのだから最後まで笑顔でいなければと思い・・・・知らない人が酔っ払ってだらしなく話しかけて来るだけでも迷惑なのに、ハプニングは起きるし・・・・でもその時に私は少しだけ人間の本質みたいな物が見えた気がした・・・・。
その事は大げさに言うと今までの価値観を大きく覆すような・・・・そんな物だった。
誰も悪くないその最悪なハプニングの場での一人一人のリアクションや発した言葉の一部始終・・・・その時の表情声のトーン・・・・全てをまだ昨日の事のように思い出せる。
新婦ならどんな事があっても最後まで笑顔で通すべきだったのかもしれなし実際そうしようと私なりにギリギリまで努力をしたが、本当に限界だった・・・・胸が張り裂けそうだった・・・頭もパニックになっていたのでどうしたら良いのか解らなかったしただただその場に座っているのが精一杯だった。
そんな私の態度を良くないと言う人もいたし、中には「まりこ前向いちょきよ」と言う人さえいた、私はパニックだったので・・・・一瞬「そうしなければいけないのか?」と思い前を向いたりしたけど後で冷静に考えると私だったらああいう時に人にそんな事は言えないと思った、私は自分で自分が悪くなかった事を良く知っているし「よくがんばった」とさえ思っているので・・・・その場の人達の評価は全然気になってはいない。
もう一生ないであろう(?)結婚式。
楽しそうに最後までお酒を飲んでいた人や翌日にはすっかり忘れているような人が大半だったし、むしろ忘れて欲しい・・・・。
平たく言うと・・・・友達って何だ?と言う事。
それでも中には普段は結構クールなのにあの日に限ってひたすらにかばってくれた友達もいて、そういう小さな嬉しい発見もあった。
その子は「誰も悪くねーけど・・」と言い・・・「でも結婚式やったんやもんな〜悔しいでな〜タバコ吸う?」と言いマルボロメンソールライトを差し出した、私は二次会のドレスのまま会場でぼんやりタバコを吸っていた、周りの騒ぎ声が何となく遠く聞こえグルグルと頭の中で回っていて・・・・・「新婦がタバコはいけんで!」とか「いいやろー別に!!何でいけんの??」とかいう私をそっちのけで言い争い(?)が始まり・・・何故かグラスの割れる音も聞こえたその声も音も遠く聞こえ・・・・・どうでもいいような気持ちだった・・・・そんな事よりもこの先私はニイナと本当に夫婦になるのかそればかりが気になっていた。
ホテルにもどったらニイナはもう部屋にいて・・・・「まりこに迷惑をかけるから一緒にいないほうが良いかもしれない」と言った、その後話し合いをしたのだけど・・・・何を話したかは覚えていない、ただ今思い起こすとあの時の度重なるトラウマがこの数ヶ月私の行動や言動をどこかで縛っていたのかもしれない。
そういう人って意外に多いかも?と思う・・・・いつ又あんな目にあうのだろうとか・・・・もう二度とあんな目に合いたくないとか思い過ぎてしまって・・・・・心が変になっている人。
私もここ数ヶ月そうだったみたいで、夜もあんまり眠れなかったし恐い夢ばかりを見てはうなされていて・・・・最近そろそろ何かが限界になって来ていた。
「こうでありたい」とかを手放した時に見えてくる物がある、思い切ってほたり出してみようと思う・・・・目の前のご馳走を食べ損なわないためにも、楽しい時間にいまだ影があるのは私の心がケチで手放す勇気がないからだ。
もっと心底の素でツルンと笑いたい。
あの日の出来事以上にニイナと家族になった頃心底私はあの日の事が平気になるのだから、悲しい事を心のトゲにするのではなく自分の経験として持っていれば良いと思う、誰かが泣いている時にそっとその気持ちが引き出しからすべり出せば良いと思う、それが仮にあの二次会で酔っ払って騒いでいた人でも・・・それが美味しいものを食べた時と同じくらいの幸福なのだと私は思う。











































