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スリランカ日記 紅茶教室
April 17, 2007
日記
世界の5日が私の5分なのかもしれない・・・・
ここ数日・・・・・よれよれの雑巾のように心がなってしまっている。


大好きなバックホーンも最近は少し強すぎて聞けない。

これって5月病なのだろうか・・・・・・??

とにかくゆっくりと自分のスピードで生きていたい、時計を見て「あもう0時だから早く〜をしなくては」とか思うのが非常にこたえる。

昨夜はゆっくりたっぷり料理をした、心のリハビリをかねて・・・・・沢山買ってきた食材はほとんどが野菜で人参も胡瓜もカリフラワーも全て使いきってしまった、その他アサリや水菜・・・・・パンチェッタ・・・・・タイの緑豆春雨も・・・・ブロックのパルミジャーノ・・・・・筍の醤油煮ご飯・・・とにかく作りたい物を作る以外は何も考えずにひたすら作り続けた・・・・。

ダイニングにまではみだした食材達、ぼんやりとした光の下で一人ただひたすらに料理をする私。

作りながら野菜の切れ端をかじるとその香りに驚く、特に今は春人参・・・・・たっぷり切って塩もみにして流し台の隅に置いては時々ポリポリとかじってその味を楽しんだ。

ニイナが帰って来てあさりを土鍋で蒸してくれたので、私も椅子に座り夕食を食べた・・・・・でも料理をしながらつまみぐいをするのに夢中になっていたので・・・・あまり食欲はなかった。

あさりは凄く美味しかった、磯の味とはあの味の事をいうのだと思う。
ニイナはあさりを食べながらボケーっとしていたので・・・「どうした?」と聞くと「猫の足の裏の肉球って草とかで怪我せんのかな?」と言うので・・・・「する時はするししない時はしない」と私が言うと・・・・・「かわいそうに・・・まぁでも俺は何も出来んのやけど・・・」と言った・・・・私は「猫に靴はかせたら」と言いニイナは「嫌がるやろ」と言った・・・・それで会話は終わった。

食後水浸しになって味の抜けた人参の塩もみ(ふと見ると流し台の隅に置いてあった人参の入ったボールに水が溢れんばかりに入っていて・・・・犯人は解らない)をヌカズケにして二階にあがりDVDを見ながらぼやぼやしていると・・・・「人参は塩もみすると水が出ます」というシーンがあって・・・・それを見たニイナは・・「あの水・・・・人参から出たんやねーん」と言った。


思わず「あんなに沢山水が出るわけないやろー」と言い笑ってしまった、多分あの水の犯人はニイナな気がする・・・・・そんな事はどうでも良いのだけど。

今朝は目が覚めたらニイナは寝室でクイックルワイパーをかけていた、その後も一階ではガチャガチャと音がするのだけどどうしてもめんどくさいような憂鬱な気持ちから抜け出せず布団に包まったまま・・・・朝が来た事を無視して今日一日過ごそうとしている自分に飽き飽きしたり・・・・・・・置いて行かれたいようなどうでも良いような・・・・・・そんな気分でいるとニイナがやって来た。

「ちょっとまりちゃん起きて」「・・・・・・・・・・・・・」「良いから起きて」「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・知らん」。

仕方ないので布団の隅っこをちらりとはぐり逆さまの格好で目だけ出すと・・・・そこには大きなマグカップを二つ持ったニイナが逆さまに立っているように見えた。


「紅茶入れたよ」。

思わず・・・・・・「わーーーー」と言って起き出し熱々の紅茶をベットで飲んだ。


紅茶の入れ方なんてまともに教えた事なかったのにしっかりと美味しい紅茶を入れていた事に驚いた。


熱々の渋めの紅茶をすすると今までのどうでも良いような・・・・・何にもしたくないような、変な焦りから逃れたいような・・・・・そんな気持ちの固まりが少しだけ溶け始めたように感じ、ベットから出て掃除や洗濯や・・・・今年初のスイートチリソースをゆっくりゆっくり作った。

人に紅茶を入れてもらうのってこんなに嬉しい事だったんだ・・・・・最近すっかり忘れてしまっていた。

一杯の紅茶が人の気持ちを癒すって本当だった。


まだ少しぼんやりしていたい気分だけど、そろそろ大丈夫になっていく兆しが見えた。



Posted by diary at 02:16 PM