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スリランカ日記 紅茶教室
June 20, 2006
日記
私はこの先何処まで行くんだろう・・・・
今日は連休最終日、最近何かしら忙しくて・・・・楽しいのだけど・・・「こんなにバタバタしてて良いのか?」ってふと思ってしまう。

頭や体をせっせと使って生きるのはステキだけれど・・・・時々は心だけで生きる時間が無いとダメみたい・・・私は・・・具体的に言うと・・・一日中誰にも会わずに・・・ただダラダラと寝巻きで家の中で過ごす・・・・思うがままに・・・まるでタミ(家の婆さん猫)みたいに。

世の中の動きの早さに目が回ってしまいそうになる。

先日東京からの帰りに機内で久々にジェームステーラーの本を読んで・・・・始めて泣いた。

ジェームステーラーはスリランカで始めて紅茶の栽培に成功したスコットランド人なのだが、小さい頃に母親が亡くなり・・・・人と接するのが苦手だったのもあってか・・・16歳の若さで母国を離れスリランカのルーラコンデラという山の奥地にこもり一生家族も持たずに紅茶を作り続けた、彼の死後、遺品の中から彼が幼い頃に母親からもらった一枚のお皿が発見され・・・・そのお皿には小さな子供の家に森の妖精が遊びに来ている絵と・・・「ティータイムをしようよ!きっと楽しいお茶会になるよ!」というメッセージが書かれていたそうな・・・・。

テーラーは小さい頃に母親からもらったそのお皿を生涯使い続けたらしいんだけど・・・多分本当の話だと思うし良い話だけど、今まではあまりにも出来すぎた話だし・・・・遠い世界の遠い話だと思ってあまりピンと来なかった。
だけど・・・今回東京に行って久々に昔の友達に会って・・・それもその友達は・・・私が生きている事に一番挫折していた時期に支えてくれていた友達で・・・・顔を見るなり・・「お互いなんだか年取ったねー(笑)」なんて話した後だったから・・・なおさら・・・感情が動き・・・頭の中で大男でヒゲもじゃのテーラーが(本当にそうだったらしい・・)天気の良い昼下がり見晴らしの良いお気に入りの石の椅子に座り(今でもその椅子はルーラコンデラにあるんだけど)あたり一面に広がった茶園を見下ろしながら、小さな子供用の皿を使い一人もくもくと食事をしている姿を妙にリアルな感情付きで想像してしまい・・・上手く書けないが本当に泣いてしまった。

気持ちを許せる友人もいなかったのだろうなー、でもその生き方しか知らなかったのだろうからそれで良かったのかもしれないなー、私は「そうしか出来ない者」がその生き方をまっとうする姿にめっぽう弱く・・・・胸がつまってしまう。


前回スリランカに行った時にも、テーラーのお墓やルーラコンデラにも行ったのだが・・・その時は正直ちっともなんとも思わなかった・・・・それよりも目の前にある茶園や紅茶工場の様子の方がよっぽど興味深かったし、それで良かったのだと思う・・・ただ今回又(7月にスリランカに行くので)前回と同じ場所にも行くだろうけど・・・・ちょっと違う気持ちで行けそうな気がしている。

どうかな?



Posted by diary at 12:43 AM