August 13, 2005

日記
置き忘れた夏
無事一泊二日の唐津のお墓参りも終え帰宅しました。
子供の頃、御盆と言えば家族で唐津の親戚の家に泊まりに行っていたものです。
海のすぐ近くにある家で、親戚でない浜の子供達もその家には勝手に出入りしていて、いつもガヤガヤと楽しい家でした。
一番チビだった私は、子供軍団の一番大きいお兄ちゃんの自転車のかごに入れられ海に行っていました。
朝一番で泳ぎ、昼に唐津の家に帰ると
「あんたたちお腹すいてるんじゃなかとね?!」とおばちゃんが山盛りの茹で上げシャッパ(シャコ)をドンとテーブルに出してくれていました。
未だにあの時のシャッパより美味しいシャッパに出会った事はありません。
その横には「これは座布団か?」と思うくらい分厚く甘いおじちゃんの玉子焼きが時々登場していました。
そして今もはっきり憶えている「ショウロウ流し」(小さい頃からそう言っていますが・・・)
カラフルな船にお供え物を乗せ夜の海に流すのです、ご先祖様に届くのだと昔から言い伝えられていました。
船は沖の方へ流れて行き、そのうち見えなくなりました。
チビ助ながらにその様子がなぜか物寂しいような気がしていました。
今は唐津の家はおじちゃんも亡くなり、みんな引っ越して空き家になっているそうです。
浜の子供達は今どうしているのだるう・・・・?
いつも夏が来ると何かを置き忘れている気がしていたのは、ひとつは唐津の夏のせいだったのかも・・・・。
幸福なテーブルは置き忘れた夏にもあったんだ。
Posted by diary at 10:28 PM











































